[概況]
1日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は続伸の展開となった。
昨日公表された日銀金融政策決定会合の決定事項から、日銀の金融緩和に対する強い姿勢が確認されたことが、引き続き意識されている。
同内容を受けて欧米時間中に年初来高値を記録した日経225先物価格の動きを受けた本邦株式市場が寄付きより続伸の動きを見せると、リスク選好的に円売りが進み、一気に113.90円台へと上昇。再度114円台を伺う展開となった。
ただ、本日の米国時間に予定されるFOMC、並びに週末発表の米雇用統計とビッグイベントを控える中では慎重な向きも多いようで、その後は114円乗せ手前で足踏み状態となっている。
前述のイベントをこなし、短期的な上値抵抗として意識される7月高値114.51円を突破できるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
