円が主要通貨に対して全面高、トルコリラ円は過去最安値を更新。

[概況]

2日、東京外国為替市場では円が主要通貨に対して全面高となっている。

米国が中国製品2000億ドルに課す関税率を25%へ引き上げる方針と発表したことを受け、米中貿易戦争への警戒感などから円が買われた。

米ドル円は一時111.440円まで水準を下げている。また、トルコリラ円は一時21.84円まで下落し、過去最安値を更新した。

円高の要因に加えて、米国が解放を要求している米国人牧師の拘束をトルコが続けているとして、同国のギュル法相とソイル内相に制裁を科したと発表。

これらを受け、トルコリラ円は7月24日に付けた過去最安値22.22円を下回る展開となっている。

現在、欧州時間に入りトルコリラ円は21.90円付近で下値を探る動きとなっており、引き続き警戒が必要だ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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