共和党上院議員発言でNY株式市場は下落しドルも下げる

[概況]

東京時間に114.080円まで上昇したドルは其の後値下がりし、株価の急落と共に113円台前半まで下げ幅を拡げた。

そしてNY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より若干増えたがドルは買い戻され、NY株式市場が売られて始まる中を序盤に113.700円まで反発した。

しかし米共和党上院議員が税制改革法案を巡り、上院が提出する税制改革法案は法人税減税を2019年1月まで先送りする案を盛り込む計画だと発言した事が伝わって、株価は売られドルも急落した。

ドルは終盤に当日安値113.090円まで下げたが113円を維持すると、其の後は株価の下げ幅縮小と共に買い戻されて、最後は前日比-44.5銭の113.440円で引けた。

この日は株価が大幅反落した為に為替市場も円買い優勢となったが、これまでの株価上昇に対する高値警戒感から、株式市場は売り材料に反応し易くなっており、ドルの上値も重くなる事が予想されるが下げ続けるとも考えにくく、押し目買い継続と見る。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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