[概況]
24日午後の東京外国為替市場は、円安が進む展開となっている。
米ドル円は、じりじりと水準を上げ一時109.430円まで、この他、英ポンド円は米ドル円と同様の値動きとなり一時140.19円まで、それぞれ本日の高値を更新している。
この値動きについて一部の市場関係者からは、トランプ米大統領がアリゾナ州フェニックスで支援者集会を開き、米大統領選挙の主要公約だったメキシコ国境の壁建設について、予算獲得のためならば連邦政府機関を閉鎖してでも実現すると延べ、このことが投資家心理を冷やし円高が進むこととなった。
本日は、その下落に対するショートカバーが入っており、結果的に円安となったようだ。この後の時間では、本日から27日まで米カンザスシティ連銀主催の年次シンポジウム(いわゆる、ジャクソンホール会合)が開催される。
ただ、今日は晩餐会などの開幕イベントに留まる予定となっている。ただ、事前の観測報道やインタビューなどには念のため注意しておきたいとの声が聞かれており注意しておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
