【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比80円25銭安の2万2257円90銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.87ポイント安の1722.40で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下げ渋っている。
米中貿易摩擦の深刻化を警戒した雰囲気は根強いが、値頃感を背景にした押し目買いも入り始めている。
外国為替市場では、1ドル=109円40銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、ソフトバンクGが下押し、ファーストリテ、資生堂、花王は軟調。任天堂が安く、ソニー、東エレク、村田製、トヨタ、JT、武田が弱含み。ニトリHDは下落し、スタートトゥは大幅安。
半面、三菱UFJ、三井住友が高く、第一生命もしっかり。SUMCO、太陽誘電が締まり、ファナックは底堅い。昭和電工、東海カが上伸している。
後場の日経平均は戻り一服となる可能性がある。
新たな対中政策の内容が明らかとなるまで、米中対立リスクが燻る銘柄は積極的に手掛けづらいだろう。内需・ディフェンシブ系銘柄への資金シフトが進むとみられる。
