値下がり優勢、長期金利の上昇が警戒

東証スタンダード市場は、前日27日の米国株式市場のダウ平均は反落。4-6月期の国内総生産(GDP)の伸びが加速したほか、週次失業保険申請件数も前回から減少して景気後退懸念が緩和した。ただ、年内の追加利上げ観測も再燃し長期金利の上昇が警戒されて売りに転換。また、日本銀行が今週の金融政策決定会合で政策を修正するとの観測報道も警戒感を誘い、終盤にかけ下げ幅を拡大した。
スタンダードTOP20は反落。出来高2億7683万株。
値上がり銘柄数395、値下がり銘柄数888と、値下がりが優勢だった。

個別では、グローバルダイニングがストップ高。石井食品は一時ストップ高と値を飛ばした。JESCOホールディングス、キャンディル<、藤田エンジニアリング、富士古河E&C、巴コーポレーションなど55銘柄は年初来高値を更新。ニッキ、神栄、日本テレホン、インスペック、エリアリンクは値上がり率上位に買われた。

一方、Speeeがストップ安。ピクセルカンパニーズ、新都ホールディングス、片倉工業、ディーブイエックス、ANAPなど21銘柄は年初来安値を更新。ファインシンター、総合商研、大盛工業、太洋基礎工業、グローバルスタイルは値下がり率上位に売られた。

 

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