東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに続落東証マザーズ指数の終値は前週末比8.36ポイント(1.15%)安い716.87だった。前週末7日と週明け10日の米株式相場が軟調に推移した流れを受け、国内新興市場でも運用リスクを回避する売りが優勢だった。個別ではビジョナルやエニーカラーなど時価総額が大きい銘柄を中心に売りが出た。
ただ11日の取引では急落した日経平均株価と比べると東証マザーズ指数の底堅さも目立った。出遅れ感があるうえ、地政学リスクが意識されるなかで相対的に外需の影響を受けにくい中小型株には消去法的な買いが入っているとの見方があった。東証グロース市場ではウェルスナビやフリーが下げた。一方、シリコンスタやエネチェンジは上げた。
値上がり銘柄数155、値下がり銘柄数310と、値下がりが優勢だった。
個別ではシリコンスタジオがストップ高。ENECHANGEは一時ストップ高と値を飛ばした。日本スキー場開発、フェニックスバイオ、Branding Engineer、マイクロ波化学、M&A総合研究所など6銘柄は年初来高値を更新。JDSC、アイペットホールディングス、HANATOUR JAPAN、マイクロアド、アルファクス・フード・システムが買われた。
一方、ルーデン・ホールディングス、ユナイテッド、農業総合研究所、ネットイヤーグループ、エコモットなど19銘柄が年初来安値を更新。キューブ、coly、メディア工房、FIXER、ヌーラボが売られた。
目次
