東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数3営業日ぶりに反落した。終値は前日比14.72ポイント(2.18%)安い661.42だった。
米長期金利の上昇を受けて「中小型のグロース株の買いが手控えられた」という。円安が進み、プライム市場の輸出株に投資資金が集まったこともあり、新興企業株は見切り売りが優勢だった。値上がり銘柄数127、値下がり銘柄数311と、値下がりが優勢だった。
指数寄与度の大きいメルカリの下落が重荷となった。メルカリは終日軟調に推移し、後場にかけてマザーズ指数は下げ幅を拡大した。
メルカリは7日付で東証グロース市場から東証プライム市場に市場変更したが、7月28日まで東証マザーズ指数に継続して採用されている。
フリーやビジョナルが下落した。一方、ウェルスナビやJIGSAWは上昇した。
個別では、ランサーズがストップ高。キャンバスは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトマックス、シリコンスタジオ、sMedio、ブランジスタ、タメニーなど7銘柄は年初来高値を更新。フィーチャ、ジェイック、モイ、東京通信、リンクバルが買われた。
一方、スマレジ、いつも、イメージ・マジック、リニューアブル・ジャパンが年初来安値を更新。トリプルアイズ、サークレイス、マーキュリーリアルテックイノベーター、ボードルア、クリアルが売られた。
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