値下がり優勢、見切り売りが優勢

 
東証グロース市場は中東情勢の悪化が警戒され、見切り売りが優勢となった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続落。東証グロース市場上場全銘柄の83%が値下がりした。東証マザーズ指数は前営業日比3.4%安の660.27と大幅に続落し、4日に付けた年初来安値を更新した。地政学的リスクから東京株式市場全般が売り先行となり、リスク回避の流れでグロース株から資金が流出している。
市場関係者は「リスク回避の売りが優勢だった」と指摘。総じて買いは手控えられたと話していた。
東証グロース市場ではカバーやジーエヌアイが下落した。一方、海帆やラストワンMは上昇した。
値上がり銘柄数81、値下がり銘柄数456と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ジェイフロンティア、カルナバイオサイエンス、グッピーズ、アクアライン、ラストワンマイルがストップ高。アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、ベースフード、エヌ・ピー・シーは年初来高値を更新。ココナラ、メタリアル、TWOSTONE&Sons、エコモット、アイズが買われた。
 
 一方、property technologies、バリュエンスホールディングスがストップ安。ベースフードは一時ストップ安と急落した。ITbookホールディングス、アミタホールディングス、メディネット、アスカネット、ティーケーピーなど113銘柄は年初来安値を更新。note、プロディライト、きずなホールディングス、アイドマ・ホールディングス、グッドパッチが売られた。
 
 

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