値下がり優勢、米長期金利の上昇で

 
東証グロース市場は、米長期金利の上昇で新興市場の高PER(株価収益率)銘柄には売りが続いた。ただ、自律反発を狙った買いも下値で入り、指数は上昇に転じる場面もあった。
東証マザーズ指数は小幅続落。グロースCoreは小幅高。東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比1.17ポイント(0.18%)安の634.23と、年初来安値を下回って終えた。
 
グロース市場ではフリーやベースフードが下落した。一方、カバー、GENDAが上昇した。
値上がり銘柄数196、値下がり銘柄数323と、値下がりが優勢だった。
 
24日に東証グロース市場に新規上場したジャパンMAは公開価格(1340円)を上回る2250円で初値を付け、2367円で午前の取引を終えた。
 
個別では、売れるネット広告社が一時ストップ高と値を飛ばした。Delta-Fly Pharma、ライズ・コンサルティング・グループ、フィードフォースグループ、シーユーシー、アクリートが買われた。
 
一方、サンバイオがストップ安。ITbookホールディングス、FRONTEO、アミタホールディングス、トランスジェニック、メディネットなど127銘柄は年初来安値を更新。ベースフード、キャンバス、関通、アディッシュ、エスユーエスが売られた。
 

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