値下がり優勢、米長期金利が上昇

 
東証グロース市場は根強い米インフレ圧力を背景に前日の米長期金利が上昇し、国内の金利上昇も促した。これが高PER(株価収益率)銘柄が多い新興市場にとって逆風となった。
グロースCoreは軟調。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比12.56ポイント(1.70%)安の725.64だった。グロース市場ではマクビープラ、アイスペース、カバーが下落した。一方、インテグラル、ライフネットが上昇した。
値上がり銘柄数151、値下がり銘柄数371と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、デリバリーコンサルティングがストップ高。フィット、笑美面は一時ストップ高と値を飛ばした。さくらさくプラスなど2銘柄は昨年来高値を更新。メディア工房、免疫生物研究所、アジアクエスト、クリアル、うるるが買われた。
 
 一方、地域新聞社がストップ安。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、INTLOOP、GLOEは一時ストップ安と急落した。アマガサ、Aiming、ハイブリッドテクノロジーズ、セーフィー、CINCなど13銘柄は昨年来安値を更新。Macbee Planet、Laboro.AI、Kudan、ジャパンM&Aソリューション、ナレルグループが売られた。
 
 

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