東証グロース市場は早期の米利下げ期待の後退で前日の米株式相場が下落し、国内の新興銘柄にも売りが及んだ。
市場では「東証プライム市場に上場する主力企業の決算発表が相次ぐなか、個人投資家の新興株に対する関心が低くなっている」との指摘もあった。
グロースCore、グロース250はともに軟調。
東証グロース市場250指数の終値は前日比9.64ポイント(1.35%)安の702.40だった。
グロース市場ではカバーやウェルスナビが下落した。一方、QPS研究所やサスメドは上昇した。
値上がり銘柄数105、値下がり銘柄数428と、値下がりが優勢だった。
個別ではベガコーポレーション、ABEJA、売れるネット広告社がストップ高。アルーは一時ストップ高と値を飛ばした。ドリコム、ニフティライフスタイル、パワーソリューションズ、QPS研究所、セレンディップ・ホールディングスなど7銘柄は昨年来高値を更新。tripla、モンスターラボホールディングス、シノプス、サスメド、Globeeが買われた。
一方、アライドアーキテクツがストップ安。フィスコ、WACUL、CINC、JDSC、Kudanなど13銘柄は昨年来安値を更新。TDSE、ネットイヤーグループ、ファンデリー、メドレックス、キャンバスが売られた。
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