東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数はともに下落。値上がり銘柄数95、値下がり銘柄数350と、値下がりが優勢だった。
東証マザーズ指数の前引けは前日比9.07ポイント(1.39%)安い643.41だった。一時は634.62と2020年4月以来およそ2年1カ月ぶりの低水準となった。前日の米株安が投資家心理の重荷となり、マザーズ指数の下げにつながった。
フリーや弁護士COMが安い。一方、JTOWERやcottaは高い。
市場では「世界的なインフレや米国の金融引き締めへの警戒に加え、3月期企業の決算発表が続くため、グロース銘柄全般に手掛けにくい相場環境だ」との声があった。
個別では、エルテス、マーキュリーリアルテックイノベーターがストップ高。GMOリサーチ、GMO TECHは年初来高値を更新。バルテス、グローバルウェイ、Branding Engineer、海帆、モイが買われた。
一方、ルーデン・ホールディングス、FRONTEO、トランスジェニック、アールプランナー、タスキなど59銘柄が年初来安値を更新。リニューアブル・ジャパン、サインド、ジーニー、アミタホールディングス、メンタルヘルステクノロジーズが売られた。
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