東証グロース市場は米経済指標の下振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まり、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株に買いが入った。
グロースCoreはしっかり。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比2.97ポイント(0.44%)高の683.09だった。
グロース市場ではマクビープラが買われた。QPS研究所や雨風太陽も上昇した。一方、カバーや海帆は下げた。
値上がり銘柄数227、値下がり銘柄数288と、値下がりが優勢だった。
きょう上場した2銘柄は初値を上回って前場の取引を終えた。グロース市場に上場したヒューマンTは公開価格(1224円)を30円(2.45%)下回る1194円で初値を付けた。前引けは初値比6円(0.50%)高の1200円だった。
個別ではコラボス、HOUSEI、ジェイックがストップ高。ロジザード、ドラフト、マーソ、インテグラルは年初来高値を更新。ノイルイミューン・バイオテック、ウェッジホールディングス、QPS研究所、ジャパンM&Aソリューション、クリアルが買われた。
一方、アマナ、アマガサ、農業総合研究所、リネットジャパングループ、シャノンなど49銘柄が年初来安値を更新。パルマ、売れるネット広告社、グランディーズ、ナイル、GRCSが売られた。
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