東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はさえない。東証マザーズ指数の前引けは前日比7.62ポイント(1.01%)安い745.86だった。8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る上昇率となり、米利上げ加速への警戒から13日の米株式相場が急落。東京株式市場でも株売りを促し、マザーズ指数は2.6%安となる場面もあった。
もっともマザーズ指数は下げ渋り、前引けは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)と比べて下げ幅が小さかった。
市場では「中小型株は内需株が多く、世界景気に対する懸念が強いなかで相対的に資金が集まりやすかった」との見方があった。
フリーやビジョナル、Appierが下落した。一方、マクビープラやそーせいは上昇した。
値上がり銘柄数101、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
個別では、プレミアアンチエイジング、Macbee Planetがストップ高。和心は一時ストップ高と値を飛ばした。GA technologies、霞ヶ関キャピタル、クラウドワークス、VALUENEX、日本スキー場開発など11銘柄は年初来高値を更新。SKIYAKI、HANATOUR JAPAN、セルソース、エスユーエス、シェアリングテクノロジーが買われた。
一方、トランスジェニック、ジェイグループホールディングス、夢展望、ピクスタ、Success Holdersなど9銘柄が年初来安値を更新。メディア総研、はてな、サーキュレーション、リニューアブル・ジャパン、スパイダープラスが売られた。
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