東証グロース市場は、早期の米利下げ観測が後退したことを受けて4日の米市場では長期金利が上昇し、ハイテク株の下落が目立った。国内でも相対的にPER(株価収益率)が高い新興株に売りが波及した。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比13.48ポイント(1.89%)安の699.25だった。
グロース市場ではQPS研究所やウェルスナビが下落した。一方、アイスペースや地盤HDは上昇した。
値上がり銘柄数126、値下がり銘柄数396と、値下がりが優勢だった。
個別では、ベビーカレンダーが一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、ジィ・シィ企画、DAIWA CYCLE、松屋アールアンドディ、ブロードマインドは昨年来高値を更新。ITbookホールディングス、Globee、ispace、カヤック、いつもが買われた。
一方、エッジテクノロジー、グローム・ホールディングスが昨年来安値を更新。yutori、テクノロジーズ、イーディーピー、ブティックス、クオリプスが売られた。
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