東証グロース市場は4営業日ぶりに反落した。米主要株価指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢の展開となった。
上昇を続けていた米主要株価指数が、高値警戒感などから前日は小幅に下落。流れを引き継いだ東京株式市場でもグロース250が反落した。5日の大幅下落で500ポイントを割り込んで以降は、急激な上昇が続いており、「きょうは上げ一服」の展開となった。とはいえ、海外勢を中心に夏休みを取る投資家が多く商いの薄かったプライム市場に比べると、「主力銘柄が物色され商いはそこそこできている」との声が聞かれた。
グロース市場ではタイミーやフリーが下落した。一方、トライアルやGENDAは上昇した
値上がり銘柄数204、値下がり銘柄数355と、値下がりが優勢だった。
21日にグロース市場に上場したオプロは公開価格(1300円)を373円(28.69%)上回る1673円で初値を付け、終値は初値比72円(4.30%)安の1601円だった。
個別ではデジタルプラス、Fusic、中村超硬がストップ高。スポーツフィールドは一時ストップ高と値を飛ばした。タイミー、グランディーズ、網屋、ボードルア、ステラファーマなど12銘柄は年初来高値を更新。BlueMeme、レントラックス、アマガサ、プレシジョン・システム・サイエンス、NexToneが買われた。
一方、Birdmanが年初来安値を更新。AppBank、ジーニー、TWOSTONE&Sons、サンバイオ、FIXERが売られた。
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