東証グロース市場は、グロースCoreはしっかり。東証マザーズ指数は小甘い。米ハイテク関連株安を受けて売り優勢となり、6営業日ぶりに小反落して終了した。東証マザーズ指数の終値は前週末比0.96ポイント(0.13%)安い755.61だった。マザーズ指数は前週末まで5日続伸していたとあって、短期的な過熱感から目先の利益を確定する売りがやや優勢だった。ただ、個別で好材料があった銘柄の一角は急伸するなど買い意欲の根強さも目立ち、指数の下げは小幅にとどまった。
東証グロース市場では、カイオムやプロパテクノ、マクビープラが下落した。一方、QDレーザやカバー、海帆は上昇した。上場4日目となる宇宙開発のアイスペースは制限値幅の上限(ストップ高)で終え、時価総額は1500億円を超えた。
値上がり銘柄数184、値下がり銘柄数312と、値下がりが優勢だった。
個別ではロコンド、エディア、QDレーザ、TORICO、グッドパッチなど11銘柄がストップ高。Arent、きずなホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。Lib Work、海帆、テックファームホールディングス、オークファン、ヘッドウォータースなど25銘柄は年初来高値を更新。ispace、ラストワンマイル、プログリット、リニューアブル・ジャパン、FPパートナーが買われた。
一方、UUUM、モビルスがストップ安。アマナ、夢展望、イメージ情報開発、インターファクトリー、EduLabなど22銘柄は年初来安値を更新。property technologies、カイオム・バイオサイエンス、クリーマ、ビープラッツ、かっこが売られた。
目次
