東証グロース市場は、前日の米ハイテク株安に加え、26日の日経平均株価が軟調に推移したのを受けて新興市場にも売りが優勢だった。2月に入り、プライム市場の主力銘柄に上値の重さが見られる中でグロース銘柄に見直し買いが入って、グロース250は持ち直していたが、足元ではこうした買いにも一巡感が出ている。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は5日続落し、終値は前日比4.82ポイント(0.72%)安の668.74だった。5日続落は2024年4月11〜17日(5日続落)以来の長さ。
グロース市場ではブッキングRやカバーが下落した。一方、ノートやサイフューズは上昇した。値上がり銘柄数199、値下がり銘柄数362と、値下がりが優勢だった。
個別ではジェネレーションパス、Smile Holdings、アディッシュがストップ高。トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高と値を飛ばした。ククレブ・アドバイザーズ、ジェイグループホールディングス、技術承継機構、ブッキングリゾート、ライトワークスなど9銘柄は昨年来高値を更新。データホライゾン、ブリーチ、note、CYBERDYNE、KIYOラーニングが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズ、ビースタイルホールディングス、フライヤー、ミンカブ・ジ・インフォノイド、Waqooなど10銘柄が昨年来安値を更新。ブルーイノベーション、フェニックスバイオ、グラッドキューブ、フィスコ、バルテス・ホールディングスが売られた。
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