東証グロース市場は米ハイテク株安が嫌気され、売りが優勢だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の終値は前日比8.22ポイント(1.08%)安い752.42だった。決算を受けてサンウェルズが6%安となったほか、大株主の保有株売却の観測が出たエニーカラーが9%下げ、指数を下押しした。
他では、ウェルスナビ、ライフネット、フリーが下落した。半面、カバー、ビジョナルなどは上昇した。
値上がり銘柄数144、値下がり銘柄数343と、値下がりが優勢だった。
市場では「売買が盛んなのはほぼ決算を材料とした銘柄だが、全体では戻り待ちの売りに押されて上げ一服となった」との声が聞かれた。
個別では、True Data、Waqoo、ピアズがストップ高。jig.jpは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、海帆、ビートレンド、トヨクモ、ラキールなど15銘柄は年初来高値を更新。スマサポ、サーキュレーション、BeeX、リニューアブル・ジャパン、モダリスが買われた。
一方、タスキ、グランディーズ、ティーケーピー、データホライゾン、クラウドワークスなど17銘柄が年初来安値を更新。アルー、ANYCOLOR、いつも、GMO TECH、セルシードが売られた。
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