東証グロース市場は東京株式市場全般が小高い水準でもみ合う中、グロース250は前日終値を挟んだもみ合いとなった。東証グロース市場250指数の終値は前日比0.75ポイント(0.10%)高の767.44だった。グロースCoreは軟調だった。指数は下落する場面もあり、方向感は乏しかった。きょうは東証プライム市場のバリュー(割安)株に資金が流入しているなかで、新興市場の銘柄は積極的な買いが見送られた。
グロース市場ではヘッドウォやQPS研究所、ABEJAが上昇した。一方、JTOWERやフリー、カバーなどの主力銘柄は下落した。
値上がり銘柄数244、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
個別ではテックファームホールディングス、データセクション、シルバーエッグ・テクノロジー、サイエンスアーツ、Kudanなど13銘柄がストップ高。地域新聞社、トリプルアイズは一時ストップ高と値を飛ばした。ヘッドウォータース、rakumo、BeeX、フレクト、ウィルズなど20銘柄は昨年来高値を更新。ファンペップ、サクシード、AVILEN、Laboro.AI、QPS研究所が買われた。
一方、勤次郎、クラスターテクノロジー、サスメド、セーフィー、ビープラッツなど15銘柄が昨年来安値を更新。AppBank、Chatwork、GMOフィナンシャルゲート、フリー、トゥエンティーフォーセブンが売られた。
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