東証グロース市場は売りが先行したものの、時価総額上位の銘柄を中心に値頃感の買いが入り、底堅く推移した。
東証マザーズ指数、グロースCoreは反発。東証マザーズ指数の終値は前日比2.43ポイント(0.33%)高の744.15だった。前日の米長期金利の上昇を受けて朝方は安く始まったが、一部の主力株に値動きの軽さに着目した物色が向かって上げに転じた。もっとも、連休を控えて積極的な売買を手控える投資家が多かった。
東証グロース市場では、M&A総研やカバー、エニーカラーが上げた。一方でアイスペースやセルシード、リッジアイが下げた。
値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
グロース市場の売買代金は2日連続で減少した。市場関係者は「連休の谷間で物色意欲は弱い」と話していた。
個別では、ストリームメディアコーポレーション、jig.jp、Fusic、アクアラインがストップ高。ファンデリーは一時ストップ高と値を飛ばした。バルニバービ、コラボス、Aiming、GMOフィナンシャルゲート、Chatworkなど13銘柄は年初来高値を更新。ギックス、ビズメイツ、デジタルプラス、日本ナレッジ、メドレックスが買われた。
一方、ケアネット、トランスジェニック、サンワカンパニー、霞ヶ関キャピタル、ソフトマックスなど29銘柄が年初来安値を更新。セルシード、Welby、AIAIグループ、カイオム・バイオサイエンス、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
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