値下がり優勢、相対的に底堅い動き

 
東証グロース市場は、日経平均株価の下落を受けた売りがやや優勢だった。米長期金利の高止まりも新興銘柄への買いを見送らせた。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角が売られた。
ただ、グロース市場は米ナスダック市場の上昇が支援材料となって相対的に底堅い動きとなった。下値は限定的だった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控え、内容を見極めたいとの雰囲気から持ち高を一方向に傾ける動きにはなりづらかった。
東証マザーズ指数、グロースCoreは小幅安。
東証マザーズ指数の終値は前週末比1.06ポイント(0.17%)安の640.94だった。
 
グロース市場ではインフォR、サンバイオが下落した。一方、ビジョナル、シーユーシーが上昇した。
値上がり銘柄数203、値下がり銘柄数321と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではアクアライン、プロジェクトカンパニーがストップ高。TWOSTONE&Sonsは年初来高値を更新。Delta-Fly Pharma、ラストワンマイル、Waqoo、SBIリーシングサービス、セキュアが買われた。
 
 一方、アマナ、Aimingがストップ安。FRONTEO、総医研ホールディングス、ビリングシステム、アクセルマーク、駅探など46銘柄は年初来安値を更新。アルー、ドリーム・アーツ、シャノン、ベイシス、ロジザードが売られた。
 

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