値下がり優勢、日銀の大規模な金融緩和の修正

東証グロース市場は, 東証マザーズ指数、グロースCoreは続落。東証マザーズ指数は5日続落した。終値は前日比4.98ポイント(0.69%)安い721.85だった。日銀の大規模な金融緩和の修正を受け、20日に続き売りが優勢だった。前日に大幅安となったことで自律反発狙いの買いも入り、指数は上昇に転じる場面もあった。
メドレーやGAテクノ、ウェルスナビが下落した。一方、サンワカンパやフィナHD、チャットWは上昇した。
値上がり銘柄数217、値下がり銘柄数261と、値下がりが優勢だった。
 
21日にグロース市場に新規上場したサンクゼールは公開価格(1800円)を401円(22.3%)上回る2201円で初値を付けた。終値は初値比397円(18.0%)高の2598円と、きょうの高値で引けた。同日に新規上場したノートは公開価格(340円)を181円(53.2%)上回る521円で初値を付けた。終値は初値比82円(15.7%)安の439円だった。
 
同じく21日に新規上場したアイズは、公開価格(2200円)の2.3倍にあたる5160円で初値を付けた。終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)となる、初値比1000円(19.4%)安の4160円だった。
 
20日にグロース市場に新規上場したインフォRは、上場2日目の21日、公開価格(4600円)の2.3倍の1万510円で初値を付けた。終値は初値比1890円(18.0%)安の8620円だった。
 
 個別ではトラース・オン・プロダクト、デジタリフトがストップ高。イオレは一時ストップ高と値を飛ばした。ユーザベースは年初来高値を更新。トリドリ、ジャパニアス、海帆、tripla、Green Earth Instituteが買われた。
 
 一方、monoAI technology、アイズがストップ安。note、Birdmanは一時ストップ安と急落した。ASJ、ユナイテッド、アールプランナー、ストレージ王、ジェイグループホールディングスなど86銘柄は年初来安値を更新。クリアル、property technologies、イーエムネットジャパン、WASHハウス、ハイブリッドテクノロジーズが売られた。
 

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