値下がり優勢、日米金利の上昇傾向で売り

 
東証グロース市場は日米金利の上昇傾向で売りが優勢の展開となり、年初来安値を更新した。前日の米国市場では、連邦準備制度理事会(FRB)への早期の利下げ期待が後退し長期金利が上昇。嫌気した米主要株価指数はそろって下落した。さらに東京株式市場でも、長期金利が一時1.100%まで上昇。日経平均株価など主要株価指数が下落した。
グロースCoreは小反発。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比1.08ポイント(0.18%)安の602.27で、2020年4月3日(593.63)以来およそ4年2カ月ぶりの安値を2日連続でつけた
グロース市場では、カバーやウェルスナビが下落した。一方、クオリプスやエヌピーシーは上昇した。値上がり銘柄数225、値下がり銘柄数314と、値下がりが優勢だった。
 
 個別では、アスタリスクがストップ高。ホットリンク、AHCグループは一時ストップ高と値を飛ばした。ビリングシステム、すららネット、クオリプス、サイジニア、コンヴァノなど7銘柄は年初来高値を更新。東京通信グループ、海帆、トランザクション・メディア・ネットワークス、メドレックス、colyが買われた。
 
 一方、VRAIN Solution、イシン、ソラコム、情報戦略テクノロジー、タスキホールディングスなど110銘柄が年初来安値を更新。トリプルアイズ、ZUU、シルバーエッグ・テクノロジー、トラース・オン・プロダクト、GLOEが売られた。
 

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