東証グロース市場は日米の長期金利が上昇するなか、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄は売りが優勢となった。日経平均株価が下げ幅を拡大したことも投資家心理を冷やした。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前週末比5.59ポイント(0.87%)安の639.13だった。
グロース市場ではフリーやispace、GENDAが下落した。一方、ジーエヌアイやカバー、エヌピーシーは上昇した。
値上がり銘柄数147、値下がり銘柄数419と、値下がりが優勢だった。
個別ではレナサイエンスがストップ高。モビルス、エヌ・ピー・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。デジタルプラス、ライトワークス、サイバートラスト、リアルゲイト、エクストリームなど6銘柄は昨年来高値を更新。農業総合研究所、クリングルファーマ、FFRIセキュリティ、チームスピリット、VRAIN Solutionが買われた。
一方、グロースエクスパートナーズが一時ストップ安と急落した。ダイブ、ラクサス・テクノロジーズ、ビースタイルホールディングス、フォルシア、ミラタップなど10銘柄は昨年来安値を更新。EduLab、BTM、FIXER、INCLUSIVE、BlueMemeが売られた。
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