値下がり優勢、日米の金利上昇を背景

 
東証グロース市場は日米の金利上昇を背景に、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興銘柄には売りが優勢だった。ここ数日の米ハイテク株安を受けて日経平均株価が軟調に推移したことも投資家心理を冷やした。
グロースCoreは反落。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比7.80ポイント(1.21%)安の636.92だった。
グロース市場ではカバーやispace、テラドローンが下落した。一方、タイミーやジーエヌアイ、FFRIは上昇した。
値上がり銘柄数154、値下がり銘柄数428と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではレナサイエンス、BTM、エヌ・ピー・シーがストップ高。モビルスは一時ストップ高と値を飛ばした。デジタルプラス、ライトワークス、サイバートラスト、リアルゲイト、エクストリームなど6銘柄は昨年来高値を更新。農業総合研究所、ファンデリー、カイオム・バイオサイエンス、チームスピリット、FFRIセキュリティが買われた。
 
 一方、グロースエクスパートナーズがストップ安。ダイブ、ラクサス・テクノロジーズ、ビースタイルホールディングス、フォルシア、ミラタップなど13銘柄は昨年来安値を更新。EduLab、オプロ、FIXER、エコモット、INCLUSIVEが売られた。
 

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