値下がり優勢、新興銘柄に売り

 
東証グロース市場は日米の長期金利上昇を受け、金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすい新興銘柄に売りが出た。 市場では「明確に日本株を買えるほどの固有材料が少ない。このところの株式相場の下落で個人の投資家心理が悪化している」との見方もあった。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比7.46ポイント(1.15%)安の639.00だった。グロース250も下落。
グロース市場ではジーエヌアイやカバー、プレイドが下落した。一方、総合スーパーの西友の買収を発表したトライアルが大幅高となった。ノートや技術承継機構も上昇した。
 
値上がり銘柄数252、値下がり銘柄数300と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではWelbyが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェネレーションパス、技術承継機構、FFRIセキュリティ、勤次郎、POPERなど7銘柄は昨年来高値を更新。トライアルホールディングス、ジーニー、Kudan、グロービング、ELEMENTSが買われた。
 
 一方、ジーエヌアイグループ、ジェネレーションパス、アディッシュがストップ安。光フードサービス、ソラコム、カウリス、ブッキングリゾート、TENTIALなど11銘柄は昨年来安値を更新。アクセルマーク、アスタリスク、バルテス・ホールディングス、プレイド、ドリコムが売られた。
 

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