東証グロース市場は米連邦準備理事会(FRB)が1月31日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で早期の利下げに慎重な見通しを示したことで前日の米株式相場が下落し、国内の新興銘柄にも売りが波及した。
グロースCore、グロース250はともに軟調。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比9.96ポイント(1.40%)安の702.08だった。グロース市場では、カバーやウェルスナビが下落した。一方、QPS研究所やサスメドは上昇した。
値上がり銘柄数90、値下がり銘柄数437と、値下がりが優勢だった。
個別ではベガコーポレーションがストップ高。アルー、売れるネット広告社は一時ストップ高と値を飛ばした。ドリコム、ニフティライフスタイル、パワーソリューションズ、QPS研究所、セレンディップ・ホールディングスなど7銘柄は昨年来高値を更新。モンスターラボホールディングス、シノプス、Globee、AIAIグループ、triplaが買われた。
一方、アライドアーキテクツが一時ストップ安と急落した。フィスコ、WACUL、CINC、JDSC、Kudanなど13銘柄は昨年来安値を更新。TDSE、ネットイヤーグループ、ファンデリー、キャンバス、GLOEが売られた。
