東証グロース市場は20日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数が下落したことで投資家心理が弱気に傾き、新興株にも売りが波及した。グロース市場銘柄はこのところの上昇を受け、きょうは戻り待ちの売りも出ているようだ。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比3.88ポイント(0.61%)安の630.90だった。グロースCoreもともに下落。
グロース市場では、タイミーやカバーが下落した。一方、セルシードやトライアルは上昇した。
値上がり銘柄数179、値下がり銘柄数368と、値下がりが優勢だった。
21日にグロース市場に上場したオプロは公開価格(1300円)を373円(28.69%)上回る1673円で初値を付け、前引けは初値比147円(8.78%)高の1820円だった。
個別ではデジタルプラスがストップ高。中村超硬は一時ストップ高と値を飛ばした。タイミー、網屋、ボードルア、レントラックス、NexToneなど7銘柄は年初来高値を更新。アマガサ、BlueMeme、モダリス、スポーツフィールド、セルシードが買われた。
一方、Birdmanが年初来安値を更新。AppBank、ジーニー、FIXER、サンバイオ、TWOSTONE&Sonsが売られた。
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