値下がり優勢、新興市場銘柄に売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreともに反落。東証マザーズ指数の前引けは前日比5.83ポイント(0.74%)安い784.01だった。日銀の政策修正観測が重荷となった。金利上昇時に主力のプライム銘柄などと比べて相対的に下落リスクが大きい新興市場銘柄に売りが出た。
米金利の上昇一服がプラス効果として働き、かつ景気・為替との連動性の低い内需系グロース(成長)セクターへの投資が魅力的と考える。
東証グロース市場では、ABEJAや免疫生物研が下落した。一方、オキサイドやカルナバイオは上昇した。
値上がり銘柄数125、値下がり銘柄数378と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではオークファン、シイエヌエス、WACUL、i-plug、網屋など11銘柄が年初来高値を更新。ウェッジホールディングス、オキサイド、カルナバイオサイエンス、テクノロジーズ、Waqooが買われた。
 
 一方、ABEJAが一時ストップ安と急落した。サンクゼール、ディー・ディー・エス、セルソース、ファインズ、アイデミーなど13銘柄は年初来安値を更新。リックソフト、免疫生物研究所、ウォンテッドリー、GRCS、AeroEdgeが売られた。
 
 

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