東証グロース市場では、東証マザーズ指数は小幅安。グロースCoreは小反発。東証マザーズ指数の前引けは前日比1.63ポイント(0.22%)安い746.19だった。27日の米株式市場でハイテク株が下落したことを受け、国内でも成長期待の強い新興市場銘柄に売りが波及した。
通期計画を据え置いたドリコムが売られた。エニーカラーも下げた。一方、開発した人工知能(AI)エンジンのコア技術が米国で特許査定の通知を受けたフロンテオが買われた。バンクオブイも上昇した。
値上がり銘柄数193、値下がり銘柄数251と、値下がりが優勢だった。
きょうグロース市場に新規上場したプラスゼロ(5132)は買い注文が優勢で、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は2812円と、公開価格(1650円)を70%上回る水準。
個別では、LAホールディングス、ALBERT、アイドマ・ホールディングス、メンタルヘルステクノロジーズが年初来高値を更新。バンク・オブ・イノベーション、スマレジ、FRONTEO、ウォンテッドリー、ギックスが買われた。
一方、ルーデン・ホールディングス、オークファン、ファンペップ、さくらさくプラス、ビジネスコーチが年初来安値を更新。AB&Company、ドリコム、メディア総研、ケアネット、コラントッテが売られた。
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