値下がり優勢、換金売り

 
東証グロース市場は、プライム市場は堅調な週末相場となったが、グロース市場には資金が入らずに軟調な相場となった。
東証マザーズ指数は小反落。グロースCoreは小反発。東証マザーズ指数の終値は前日比1.14ポイント(0.15%)安い739.90だった。前日の米株高を受け、日経平均株価は大幅に上昇したものの、投資家の関心が大型株に向かうなかで国内の新興銘柄に物色が向かいにくかった。9月後半には新規株式公開(IPO)が続くため、換金売りが意識されやすいとの声もあった。
 
東証グロース市場ではJTOWERやマクビープラが下げた。一方、ビジョナルは前日発表の増益見通しが好感されて5%高で終えた。カバーや弁護士COMも上げた。
 
値上がり銘柄数184、値下がり銘柄数339と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではペルセウスプロテオミクス、イメージ・マジック、INTLOOPがストップ高。ベースフード、トラストホールディングス、霞ヶ関キャピタル、シンメンテホールディングス、アジャイルメディア・ネットワークは年初来高値を更新。エコナビスタ、アシロ、リベロ、サンバイオ、モダリスが買われた。
 
一方、ツクルバ、フューチャーリンクネットワークが一時ストップ安と急落した。アスカネット、データホライゾン、はてな、エディア、ブレインズテクノロジーなど19銘柄は年初来安値を更新。LeTech、GA technologies、スリー・ディー・マトリックス、Mマート、アクアラインが売られた。
 

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