値下がり優勢、持ち高調整の売り

 
東証グロース市場は2023年4~9月期の決算発表を控えている企業が多く、個人投資家の様子見姿勢が強いなかで持ち高調整の売りが優勢になっている。
グロース250は続落、グロースCoreは反発した。
東証グロース市場250指数の引けは前日比3.66ポイント(0.53%)安い685.79だった。
市場では「東証プライム市場の大型株と比べてグロース市場に上場する銘柄は値動きが大きいこともあり、23年4~9月期の決算を警戒して発表が一巡するまでは手掛けにくい」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場では海帆やジーエヌアイが下落した。一方、カバーやT&Sは上昇した。
値上がり銘柄数143、値下がり銘柄数358と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ストレージ王が一時ストップ高と値を飛ばした。アイキューブドシステムズは年初来高値を更新。ティアンドエス、フレクト、ノイルイミューン・バイオテック、ミクリード、ライズ・コンサルティング・グループが買われた。
 
 一方、海帆、ブティックスが一時ストップ安と急落した。総医研ホールディングス、Institution for a Global Society、バンク・オブ・イノベーション、モダリス、DAIWA CYCLEなど9銘柄は年初来安値を更新。Delta-Fly Pharma、アマナ、ティムス、ペルセウスプロテオミクス、ブロードエンタープライズが売られた。
 

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