東証グロース市場は、グロースCoreは堅調、東証マザーズ指数は小幅安。東証マザーズ指数の終値は前日比0.08ポイント(0.01%)安い745.46だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を3日未明(日本時間)に控え、持ち高調整の売りが出た。
ただ、マザーズ指数は高値圏で推移する場面もあった。このところグロース銘柄は下げが続いていたため、短期的な戻りを見込んだ買いが入った。好材料が出た銘柄や値動きが大きい銘柄への買いも目立った。
東証グロース市場では、エニーカラーやサンバイオが下落した。一方、プラスチック再資源化に向けて大型の実証設備が完成したマイクロ波は大幅高となった。新作ゲーム期待が続くバンクオブイも上昇した。
値上がり銘柄数216、値下がり銘柄数249と、値下がりが優勢だった。
個別ではジーネクスト、リンカーズ、pluszeroがストップ高。SBIインシュアランスグループは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、ティーケーピー、バンク・オブ・イノベーション、トライアイズ、アイドマ・ホールディングスなど10銘柄は年初来高値を更新。Atlas Technologies、Birdman、SBIリーシングサービス、FIXER、メンタルヘルステクノロジーズが買われた。
一方、パルマ、サインド、アンジェス、オンコセラピー・サイエンス、サンバイオなど11銘柄が年初来安値を更新。ニフティライフスタイル、スタメン、いつも、クリングルファーマ、ハウテレビジョンが売られた。
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