東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反落。東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比10.02ポイント(1.36%)安い725.23だった。米長期金利の上昇を背景にした6日の米株安が国内のグロース銘柄の下げにつながった。9月の米雇用統計の発表が今晩に控えているほか、国内はあすから3連休となるため、持ち高調整の売りも出たとの指摘があった。
「米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めると期待する市場参加者も一部にはいる。しかしFRB高官からは利上げ継続に前向きな発言が目立ち、新興市場でも楽観的な見方が広がるには時間がかかる」と話していた。
マイクロ波やM&A総研が上昇した。一方、ビジョナルや霞ヶ関Cが下落した。
値上がり銘柄数139、値下がり銘柄数311と、値下がりが優勢だった。
7日にグロース市場に上場したキューブの終値は初値比270円(12.3%)安の1920円だった。
個別では、colyがストップ高。グローバルセキュリティエキスパート、アルー、マイクロ波化学、M&A総合研究所は年初来高値を更新。HANATOUR JAPAN、リプロセル、TORICO、プレイド、cottaが買われた。
一方、ユナイテッド、ピー・ビーシステムズ、識学、プラッツ、関通が年初来安値を更新。Unipos、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、グッピーズ、すららネット、ポーターズが売られた。
