東証グロース市場は10月に入り期初の持ち高調整による売りで日経平均株価が下げており、新興市場でも主力銘柄が軟調だ。市場では「売買代金が大きい新興銘柄に機関投資家による持ち高調整の売りが出ており、積極的に買う雰囲気ではない」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比18.72ポイント(2.51%)安の726.68だった。グロース250、グロースCoreは軟調。
グロース市場ではデータセクやタイミーが下落した。一方、マイクロ波やGENDAは上昇した。
値上がり銘柄数62、値下がり銘柄数516と、値下がりが優勢だった。
個別では、アプリックス、サイフューズが一時ストップ高と値を飛ばした。パワーソリューションズ、ブリッジインターナショナルグループ、松屋アールアンドディ、Solvvy、ギックスなど6銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、マイクロ波化学、GENDA、SM ENTERTAINMENT JAPAN、オンコリスバイオファーマが買われた。
一方、SAAFホールディングス、Chordia Therapeutics、インテグループ、PRISM BioLab、LOIVEなど13銘柄が年初来安値を更新。Fusic、ELEMENTS、AppBank、デジタルプラス、グロービングが売られた。
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