東証グロース市場では、グロースCoreとマザーズ指数は続落した。
東証マザーズ指数の前引けは前日比6.47ポイント(0.89%)安い722.04だった。3月期決算の発表を控えて投資家の様子見姿勢が強く、大型株と比べて株価の変動が大きくなりやすい中小型株の持ち高を減らす動きが出た。
市場では「米金利の先高観は強い。落ち着きどころがみえるまで高PER(株価収益率)銘柄は手掛けにくい」との声が聞かれた。
メルカリやJTOWERが売られた。一方、日本電解やセルソースは上昇した。
値上がり銘柄数175、値下がり銘柄数250と、値下がりが優勢だった。
個別では、アクアライン、AppBankがストップ高。トライステージ、ティーケーピー、アドベンチャー、Birdman、オムニ・プラス・システム・リミテッドなど6銘柄は年初来高値を更新。レナサイエンス、セルソース、サインド、サイバー・バズ、関通が買われた。
一方、ENECHANGE、ライトワークス、メルカリ、Finatextホールディングス、スマレジなど13銘柄が年初来安値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、インターファクトリー、サークレイス、UUUM、グローバルウェイが売られた。
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