値下がり優勢、投資家心理の悪化

 
東証グロース市場は前日までの下落を受けて押し目買いが先行したが勢いは続かず、上値の重い展開となった。投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。大引けにかけて日経平均が下げ幅を広げるとマザーズ指数も連れ安し、きょうの安値で引けた。
東証マザーズ指数は3営業日続落。グロースCoreも下落した。
東証マザーズ指数の終値は前日比5.09ポイント(0.69%)安い732.04だった。
市場関係者は「個人投資家の売り買いが中心だった。値動きありきで物色される銘柄が多かった」とみていた。
 
東証グロース市場ではJTOWERやカバー、ポートが売られた。一方、ビジョナルとジーエヌアイ、霞ヶ関Cが買われた。
値上がり銘柄数212、値下がり銘柄数309と、値下がりが優勢だった。
 
きょう東証グロース市場に上場したインテグラルは、公開価格と同じ2400円で初値を付けた。終値は初値比75円(3.12%)高の2475円だった。
 
 個別では、NANO MRNAがストップ高。トラストホールディングス、グラッドキューブは一時ストップ高と値を飛ばした。ベースフード、霞ヶ関キャピタル、Photosynth、フレクト、ペルセウスプロテオミクスなど8銘柄は年初来高値を更新。タスキ、シノプス、SKIYAKI、サイジニア、ドラフトが買われた。
 
一方、トランスジェニック、アスカネット、グローバルウェイ、ココペリ、colyなど22銘柄が年初来安値を更新。ポート、プロディライト、メドレックス、Chatwork、クリアルはが売られた。
 
 

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