東証グロース市場は、前日の米株安を背景に、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続落。東証マザーズ指数の前引けは前日比2.19ポイント(0.30%)安い734.94だった。
東証グロース市場ではJTOWERやカバー、ポートが売られた。一方、ビジョナルやジーエヌアイ、GMO-FGが買われた。
値上がり銘柄数204、値下がり銘柄数304と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したインテグラルは公開価格と同じ2400円で初値を付けた。前場の終値は2335円だった。
個別では、トラストホールディングス、NANO MRNA、グラッドキューブが一時ストップ高と値を飛ばした。ベースフード、霞ヶ関キャピタル、Photosynth、フレクト、ペルセウスプロテオミクスなど8銘柄は年初来高値を更新。タスキ、シノプス、ドラフト、JDSC、リボミックが買われた。
一方、トランスジェニック、アスカネット、coly、ステムリム、triplaなど16銘柄が年初来安値を更新。メドレックス、プロディライト、ポート、フェニックスバイオ、クリアルが売られた。
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