値下がり優勢、投資家心理の悪化

 
東証グロース市場は日経平均株価が軟調に推移し、新興市場でも投資家心理の悪化を映した売りが出やすかった。
トランプ次期米大統領の就任を控え政策への不透明感から買いが手控えられる中、前日の米株安も重なり終始売りが優勢の展開が続いた。年明けの新興市場は決算発表などを材料に買われる銘柄も多かったが、「好材料による買いが一巡した」ことから売りに押される展開となった。
グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数は4日続落した。終値は前日比4.01ポイント(0.64%)安の625.85だった。
 
グロース市場ではアイスペースやGENDAが下落した。一方、ノートやククレブは上昇した。
値上がり銘柄数233、値下がり銘柄数323と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではWill Smart、Sapeet、テックポイント・インクがストップ高。Schoo、ククレブ・アドバイザーズ、Terra Drone、ランディックス、デジタルプラスなど9銘柄は昨年来高値を更新。note、フィスコ、TWOSTONE&Sons、ベストワンドットコム、MFSが買われた。
 
 一方、アストロスケールホールディングスがストップ安。VRAIN Solution、光フードサービス、ロゴスホールディングス、イオレ、INGSなど21銘柄は昨年来安値を更新。シャノン、PRISM BioLab、visumo、True Data、グリーンモンスターが売られた。
 

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