値下がり優勢、投資家心理が悪化

 
東証グロース市場は30日に米ハイテク株が下落したのを受けて投資家心理が悪化し、国内の新興銘柄も売りに押された。グロース250、グロースCoreは反落した。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比10.93ポイント(1.53%)安の703.79だった。
市場関係者は「個人投資家の動向をみても高配当銘柄が注目されており、中小型株への関心が高まりにくい」と話していた。
 
グロース市場ではQPS研究所が売られたほか、今期の純利益見通しを引き下げたサイバトラスも下げた。一方、インフォネやエレメンツは上昇した。
値上がり銘柄数121、値下がり銘柄数396と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではインフォネットが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、パワーソリューションズ、SBIリーシングサービスは昨年来高値を更新。オンデック、ELEMENTS、ドリコム、ジャパンM&Aソリューション、Jストリームが買われた。
 
 一方、Kudan、ヘリオス、Delta-Fly Pharma、Success Holders、ノイルイミューン・バイオテックなど11銘柄が昨年来安値を更新。ギックス、サイバートラスト、ジェイテック、マーキュリーリアルテックイノベーター、CS-Cが売られた。
 
 

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