値下がり優勢、投資家心理が悪化

 
東証グロース市場は前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落し、投資家心理が悪化。国内新興市場でも売りが優勢となった。外国為替市場で円相場が円安方向に振れており、輸出関連銘柄を中心に買いが入りやすいものの、中小型株は内需株が多く、円安進行の恩恵は少ないとの見方もあった。グロース250とグロースCoreは続落。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比4.97ポイント(0.72%)安の684.11だった。
東証グロース市場ではフリーやジーエヌアイ、JTOWERが下落した。一方、アイスペースは上昇した。
値上がり銘柄数207、値下がり銘柄数309と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、アミタホールディングス、モビルス、Amaziaがストップ高。ジェイグループホールディングス、ヌーラボ、テックポイント・インク、ナレルグループは昨年来高値を更新。VALUENEX、AI inside、イメージ・マジック、ITbookホールディングス、AViCが買われた。
 
一方、農業総合研究所、UUUM、サスメド、セーフィー、Kudanなど19銘柄が昨年来安値を更新。ボードルア、データセクション、ジャパンM&Aソリューション、ドリーム・アーツ、フィードフォースグループが売られた。
 
 

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