東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに下落。東証マザーズ指数の前引けは前日比13.14ポイント(1.84%)安い700.44だった。米国のインフレ高止まりへの警戒から12日に米国株が下落。投資家心理が弱気に傾き、国内の新興株にも売りが及んだ。9月の米消費者物価指数(CPI)が今晩発表されるのを前に持ち高を減らすのを目的とした売りも出た。
今期減益の見通しを示したエヌピーシーが制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られた。FIXERも安い。一方、ITbookやGセキュリは上昇した。
値上がり銘柄数81、値下がり銘柄数357と、値下がりが優勢だった。
個別では、ブレインズテクノロジーが一時ストップ高と値を飛ばした。グローバルセキュリティエキスパート、Branding Engineerは年初来高値を更新。ITbookホールディングス、FPパートナー、ビーマップ、インバウンドテック、Amaziaが買われた。
一方、ネットイヤーグループ、Sun Asterisk、ラキール、ブレインズテクノロジー、シイエヌエスなど28銘柄が年初来安値を更新。ワンダープラネット、マイクロ波化学、スタジオアタオ、FIXER、ステムリムが売られた
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