値下がり優勢、投資家心理が弱気

 
東証グロース市場ではグロースCore、マザーズ指数は大幅安。終値は前日比40.13ポイント(6.07%)安い620.63と、2020年4月以来およそ2年1カ月ぶりの安値を付けた。米国の金融引き締めへの警戒から11日の米株式相場が下落し、投資家心理が弱気に傾いた。相場の下落基調が続き、信用買いを入れた個人が持ち高解消売りを出したのも重荷だった。
メルカリやビジョナルなど時価総額が大きい主力銘柄の下げが目立った。一方、マキュリRIやクリアルは高い。値上がり銘柄数21、値下がり銘柄数442と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、マーキュリーリアルテックイノベーターがストップ高。プロパティデータバンクなど2銘柄は年初来高値を更新。アクシス、クリアル、ライフネット生命保険、CaSy、キッズウェル・バイオが買われた。
 
 一方、ソーシャルワイヤー、Sun Asterisk、プレイド、MTGがストップ安。FRONTEO、ユナイテッド、クリアル、ファンデリー、リネットジャパングループなど70銘柄は年初来安値を更新。ピアズ、日本リビング保証、Institution for a Global Society、フリー、ビザスクが売られた。
 

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