東証スタンダード市場では、スタンダードTOP20は軟調。出来高1億3743万株。
値上がり銘柄数288、値下がり銘柄数957と、値下がりが優勢だった。
米国の積極的な金融引き締めへの警戒から前週末の米株式相場が下落しており、投資家心理が弱気になっている。中国・上海株や香港株の下落が目立つなどアジア株が総じて軟調なほか、米株価指数先物が安く推移していることも市場心理を冷やしている。
今週は日米で市場への影響力が大きい主要企業の決算が相次ぐ。これらの結果次第では相場の方向性が決まりかねないため、見極めたいとの思惑から積極的な押し目買いは限られている。
個別では、サイバーステップ、トーセがストップ高。ジーダット、フルハシEPOは一時ストップ高と値を飛ばした。カネコ種苗、ヤマト、B-R サーティワンアイスクリーム、イーサポートリンク、ビューティ花壇など12銘柄は年初来高値を更新。大興電子通信、OKK、新都ホールディングス、アルファ、クボテックが買われた。
一方、秋川牧園、日本電技、ソネック、アジアゲートホールディングス、第一建設工業など75銘柄が年初来安値を更新。アースインフィニティ、マナック・ケミカル・パートナーズ、名村造船所、ジェイホールディングス、クシムが売られた。
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