値下がり優勢、手じまい売り

東証グロース市場は引き続き買い材料が乏しい中で手じまい売りなどが上値を抑える軟調な展開となった。
グロース250とグロースCoreは続落した。
東証グロース市場250指数は4日続落し、連日で年初来安値を更新した。終値は前日比7.34ポイント(1.19%)安の608.14で、2020年4月以来4年1カ月ぶりの安値をつけた。
人工知能(AI)など大型株に物色テーマがある中で、あえて小型株に向かう必要はない」とされる上、この日は日米で金利が上昇するなどグロース銘柄にとって環境も良好とは言えず、グロース250は下値模索状態から抜け出せなかった。
 
グロース市場ではトライアルやジーエヌアイ、カバーが下落し、インテグラルやライフネット、GENDAが上昇した。
値上がり銘柄数179、値下がり銘柄数337と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、エーアイがストップ高。トラース・オン・プロダクト、キャスターは一時ストップ高と値を飛ばした。ビザスク、オンコセラピー・サイエンス、アイズ、AHCグループ、グッドスピードなど6銘柄は年初来高値を更新。Atlas Technologies、インテグラル、STG、地域新聞社、オンコリスバイオファーマが買われた。
 
 一方、ジーエヌアイグループ、アスカネット、ユナイテッド、セキュアヴェイル、ピクスタなど78銘柄が年初来安値を更新。コパ・コーポレーション、GMO TECH、日本電解、ジャパンワランティサポート、ユナイトアンドグロウが売られた。
 
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