東証グロース市場は前日の米株高を支えに朝方には幅広い銘柄に買いが先行したが、買い一巡後は下げに転じた。グロースCore、東証マザーズ指数はともにさえない。東証マザーズ指数は前日までに3日続伸しており、上げ幅も大きかったことから戻り待ちの売りが出やすかった。同日の日経平均株価は上昇しているものの、値がさの半導体関連銘柄が指数を押し上げている面が大きい。
東証マザーズ指数の前引けは前日比1.39ポイント(0.19%)安い744.44だった。
市場では「経済シンポジウム『ジャクソンホール会議』の開催を控え、東京市場では持ち高を調整する動きがあるようだ」との声が聞かれた。
東証グロース市場ではM&A総研やフリーが売られた。一方、ビジョナルや弁護士COMは買われた。
値上がり銘柄数232、値下がり銘柄数264と、値下がりが優勢だった。
個別では、アマナ、アクアラインがストップ高。ヘッドウォータース、アディッシュ、スマサポは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、ユナイテッド、ジェイグループホールディングス、アズーム、日本情報クリエイトなど14銘柄は年初来高値を更新。JMC、Kids Smile Holdings、pluszero、Mマート、INFORICHが買われた。
一方、Institution for a Global Society、BBDイニシアティブ、グッドスピード、交換できるくん、トライトが年初来安値を更新。jig.jp、メイホーホールディングス、和心、ソーシャルワイヤー、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。
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