値下がり優勢、戻り待ちの売り

 
東証グロース市場は、日経平均株価の急伸に歩調をあわせて高く始まったが、戻り待ちの売りに押されて下げに転じた。高PER(株価収益率)の多い新興株の相対的な割高感が意識されやすいなか、投資家の関心がプライム市場の主力株などに向かったとみられる。
グロースCoreは反発、グロース250は4日連続安。東証グロース市場250指数は続落の前引けは前日比3.69ポイント(0.53%)安の696.56だった。
グロース市場では、QPS研究所やKudanが下落した。一方、ナノMRNAやACSLは上昇した。
値上がり銘柄数192、値下がり銘柄数304と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、キャスターがストップ高。モンスターラボホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ファンデリー、LeTech、ヘリオスは年初来高値を更新。かっこ、地域新聞社、ジェネレーションパス、TORICO、ACSLが買われた。
 
 一方、ファンデリーが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、ジェイフロンティア、クリアル、夢展望、ペイクラウドホールディングスなど32銘柄は年初来安値を更新。QPS研究所、Laboro.AI、NANO MRNA、ELEMENTS、ナルネットコミュニケーションズが売られた。
 
 
 

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