東証スタンダード市場は米株高で市場心理が改善し買いが先行したが、戻り売りも出て上値が重かった。
3月期末の配当落ち日を迎え、値下がりする銘柄が多かった。半導体株などは底堅さを見せたが、配当落ち分を埋め切れずに終わった。スタンダードTOP20は反落。出来高2億9890万株。値上がり銘柄数547、値下がり銘柄数753と、値下がりが優勢だった。
スタンダード市場に上場のノバシステムは、公開価格(1700円)を50.9%上回る2565円で初値を付けた。終値は初値比9.6%安の2320円だった。
個別では、阿波製紙、ゼネテック、櫻護謨、元旦ビューティ工業、トミタ電機がストップ高。三東工業社、まんだらけ、テンポスホールディングス、ユタカフーズ、東武住販など28銘柄は昨年来高値を更新。明治機械、岐阜造園、ツカモトコーポレーション、ETSホールディングス、東都水産が買われた。
一方、アジア開発キャピタルがストップ安。SDSホールディングス、大冷、石井食品、あじかん、旭松食品など25銘柄は昨年来安値を更新。ダイドーリミテッド、東京衡機、ナガセ、日本製麻、ショクブンが売られた。
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